【40代が実体験で解説】オルカンに円安・円高はどう影響する?6年続けた私が数字でやさしく整理

投資の始め方

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「オルカン 円安 影響」と検索してるあなたは、こんな気持ちじゃないですか?

「円安ニュースを見るたびにオルカンの基準価額が上がっている気がする…でも意味が分からない」

「いま円安なのに投資を始めていいのか? 円高になったら大損するの?」

「ドル円の数字が毎日動いているけど、結局自分の資産にどう影響してるのか、正直よくわからない」

このブログは、40代・貯金なしからオルカンとS&P500で積立NISAを始めて6年続けた私が、「円安・円高がオルカンにどう影響するのか」を、具体的な数字とシミュレーションで整理して、これから始める40代の方に「自分で判断できる感覚」を持って帰ってもらうための記事です。

投資を始めたころは1ドル115円位でした。4年ぐらいたったころ、朝のニュースで「1ドル150円突破」と流れているのを見て、ドキッとした朝がありました。オルカンの基準価額は上がっているのに、なぜか「このタイミングで積立増やしても大丈夫?」と不安になって、『オルカン 円安 影響』で検索しまくったのを覚えています。結局、その検索の答えが自分の中で整理できるまで、1週間くらいモヤモヤしていました

先に結論をお伝えすると、「オルカンは円安で評価額が上がり、円高で下がる」——これが為替の基本影響です。ただし長期積立の場合、円安・円高はドルコスト平均法で平準化されていきます。

4年続けた私の実感でも、為替ニュースに振り回されるより、『続けること』のほうがずっと大事でした。

この記事では、

  • まずは基本:円安・円高でオルカンに何が起きているのか(15秒で理解)
  • 【具体的な数字①】1ドル100円→150円で100万円の資産はどう変わる?
  • 【具体的な数字②】長期で見ると為替はどう影響する?(ドルコスト平均法の実例)
  • 4年続けた私が円安ニュースに振り回されないために決めた3つの習慣

を、具体的な数字と4年の体験ベースで整理していきます。計算で出てくる金額はすべて「仮の例」であって、私自身の資産額ではありません。あくまで「円安・円高の影響を理解するためのモデル」として使ってくださいね。

  1. 【結論】オルカンの円安影響は『長期ならほぼ相殺される』
    1. 円安ならオルカンの評価額は『上がる』、円高なら『下がる』
    2. でも、長期積立ならほぼ相殺される
    3. 4年続けた私の実感:ニュースに振り回されるより『続けること』のほうが100倍大事
  2. まずは基本を15秒で|円安・円高ってオルカンに何が起きてる?
    1. ①円安のとき=外貨建て資産の『日本円評価』がアップ
    2. ②円高のとき=外貨建て資産の『日本円評価』がダウン
    3. ③オルカンは約94%が外貨建て=為替の影響を受ける商品
  3. 【具体的な数字①】1ドル100円→150円で100万円の資産はどう変わる?
    1. ケース1:1ドル100円の時に100万円投資して、円安150円まで進んだ場合
    2. ケース2:逆に1ドル100円の時に投資して、円高80円まで進んだ場合
    3. ポイントは「売らなければ確定しない」こと
  4. 【具体的な数字②】長期で見ると為替はどう影響する?ドルコスト平均法の実例
    1. ドルコスト平均法で円安・円高が平準化される仕組み
    2. 【シミュレーション】6か月積立で、為替が上下したらどうなる?
    3. 結論:長期なら為替より『株価(世界経済全体)』の影響のほうがずっと大きい
  5. 4年続けた私が円安ニュースに振り回されないために決めた『3つの習慣』
    1. 習慣①:為替ニュースは月1回だけ見る
    2. 習慣②:ドル建て資産評価額は見ない(円換算額だけ見る)
    3. 習慣③:『今日のレート』ではなく『継続年数』で判断する
  6. これから始める40代へ|オルカンで円安を気にせず始めるなら
    1. これからオルカンを始めるなら、ネット証券で口座開設
  7. まとめ|数字を知ると、円安ニュースに振り回されなくなる
  8. 関連記事|40代の投資ブログをもっと読みたい方へ

【結論】オルカンの円安影響は『長期ならほぼ相殺される』

いきなり結論から言います。

オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)は、約94%が外貨建て資産で構成されているため、円安・円高の影響を大きく受けます。

円安ならオルカンの評価額は『上がる』、円高なら『下がる』

まず覚えておくべき大原則はシンプルです。

  • 円安(例:1ドル100円 → 150円):外貨建て資産の日本円評価額は上がる
  • 円高(例:1ドル150円 → 100円):外貨建て資産の日本円評価額は下がる

つまり、円安ニュースを見てオルカンの基準価額が上がっているのは、ある意味「正しい動き」です。逆に円高になれば評価額が下がります。

でも、長期積立ならほぼ相殺される

ここが重要なポイントです。

短期で見れば為替の影響は大きいのですが、10年・20年の長期積立で見ると、円安と円高の時期は必ず交互にやってきます。

ドルコスト平均法(毎月定額を積立する仕組み)によって、円安・円高の影響はだんだん平準化されていくんです。

4年続けた私の実感:ニュースに振り回されるより『続けること』のほうが100倍大事

私は4年前にオルカンとS&P500の積立を始めました。この4年の間に、ドル円は100円台から150円台まで大きく動いています。

最初の頃は、正直、毎日為替ニュースを気にしていました。でも今は——

「円安でも円高でも、続けてさえいれば問題ない」という感覚を持てるようになりました。

その理由を、これから具体的な数字で一緒に見ていきましょう。

私が積立を始めた頃、ドル円は110円台でした。そこから1年で130円、150円台まで動いて、オルカンの評価額がぐんぐん増えていくのを見たときは正直「こんなに増えるの?」と驚きました。ただ、途中で140円台に戻った時期もあって、評価額が減る経験もしています。円安で得した気分、円高で焦る気分、両方リアルに経験しました。

まずは基本を15秒で|円安・円高ってオルカンに何が起きてる?

「そもそも円安・円高が分からない…」という40代の方も多いはずです(私も最初そうでした)。

一番シンプルに、3つの図式で整理します。

①円安のとき=外貨建て資産の『日本円評価』がアップ

円安とは、「1ドルを買うのに今までより多くの円が必要になる」状態です。

【例】

  • 1ドル=100円だった
  • → 1ドル=150円になった(=50%の円安)

あなたが1万ドル分の米国株を持っていたとしたら、

  • 円安前の日本円評価:1万ドル × 100円 = 100万円
  • 円安後の日本円評価:1万ドル × 150円 = 150万円

→ 株価が1円も動かなくても、日本円での評価額は50%増えます。

②円高のとき=外貨建て資産の『日本円評価』がダウン

逆に円高とは、「1ドルを買うのに必要な円が少なくなる」状態です。

【例】

  • 1ドル=150円だった
  • → 1ドル=100円になった(=約33%の円高)

同じく1万ドル分の米国株を持っていたとしたら、

  • 円高前の日本円評価:1万ドル × 150円 = 150万円
  • 円高後の日本円評価:1万ドル × 100円 = 100万円

→ 株価が1円も動かなくても、日本円での評価額は約33%減ります。

③オルカンは約94%が外貨建て=為替の影響を受ける商品

ここまで読んで「だからオルカンってどれくらい為替に影響されるの?」と気になりますよね。

オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)の中身をざっくり言うと——

  • 米国株:約60〜63%
  • その他先進国株(欧州・英国・カナダなど):約25%
  • 新興国株:約10%
  • 日本株:約5〜6%

つまり約94%が外貨建て=為替の影響を受ける商品だということ。だから円安・円高のニュースはオルカンに直接効いてきます。

※構成比は運用時期により変動します。最新は目論見書や運用報告書で確認してください。

一度、数日で円高方向に数円動いた時期がありました。評価額が一気に減って、正直「売った方がいいのかな」とアプリを何度も開いてしまった日があります。でも、その時に「売らなければ確定しない」という言葉を思い出して、アプリを閉じました。結果、その後また円安方向に戻って評価額は回復しました。

【具体的な数字①】1ドル100円→150円で100万円の資産はどう変わる?

ここからは実際にシミュレーションしてみましょう。

※以下はすべて『仮に100万円を持っていたら』というモデルケースです。私の実際の資産額ではありません。

ケース1:1ドル100円の時に100万円投資して、円安150円まで進んだ場合

【スタート】

  • 為替:1ドル = 100円
  • 投資額:100万円
  • 購入できる米国株:1万ドル分(株価変動は考慮せず、為替の影響だけに絞って計算)

【円安150円に進んだ時点】

  • 為替:1ドル = 150円
  • 保有:1万ドル
  • 日本円評価額:1万ドル × 150円 = 150万円

→ 為替だけで+50万円の含み益(株価が動いていない前提)。

「円安でオルカンの基準価額が上がる」というのは、こういう仕組みです。

ケース2:逆に1ドル100円の時に投資して、円高80円まで進んだ場合

【スタート】

  • 為替:1ドル = 100円
  • 投資額:100万円(1万ドル分)

【円高80円に進んだ時点】

  • 為替:1ドル = 80円
  • 保有:1万ドル
  • 日本円評価額:1万ドル × 80円 = 80万円

→ 為替だけで-20万円の含み損(株価が動いていない前提)。

これが「円高で評価額が下がる」リアルな姿です。

ポイントは「売らなければ確定しない」こと

ここで一番大事な視点を1つ。

評価額の増減は、『売らなければ確定しない』ということです。

円高で評価額が80万円に下がっても、売らずに持ち続けていれば、次の円安局面で評価額は戻ります。長期投資の強みは、ここにあります。

【具体的な数字②】長期で見ると為替はどう影響する?ドルコスト平均法の実例

ここまでは「一括で買ったら」というシミュレーションでした。

でも積立NISAは毎月コツコツ買う仕組みです。

ここで効いてくるのが『ドルコスト平均法』——これが円安・円高を自動的に平準化してくれます。

ドルコスト平均法で円安・円高が平準化される仕組み

毎月1万円ずつオルカンを積立するとします。為替レートが変わると、買える量が変わります。

  • 円高:1ドル100円の月 → 1万円で100ドル分買える(量が多い)
  • 平常:1ドル120円の月 → 1万円で約83ドル分買える
  • 円安:1ドル150円の月 → 1万円で約67ドル分買える(量が少ない)

→ 円高の時は『たくさん買える』、円安の時は『少なく買う』。この自動調整が、長期で大きな効果を生みます。

【シミュレーション】6か月積立で、為替が上下したらどうなる?

分かりやすくするため、6か月だけの例で見てみます。

【前提】毎月1万円ずつオルカンに積立。株価は変わらないものとする。

  • 1月:1ドル100円 → 100ドル購入
  • 2月:1ドル120円 → 約83ドル購入
  • 3月:1ドル150円 → 約67ドル購入
  • 4月:1ドル140円 → 約71ドル購入
  • 5月:1ドル110円 → 約91ドル購入
  • 6月:1ドル130円 → 約77ドル購入

【結果】

  • 投資総額:6万円
  • 保有ドル合計:約489ドル
  • 平均取得レート:約122.7円/ドル

→ つまり、自動的に『平均的な為替レート』で買っている状態になる。

これが、長期積立で「円安・円高を気にしなくていい」理由です。

結論:長期なら為替より『株価(世界経済全体)』の影響のほうがずっと大きい

オルカンは全世界の株式に分散投資している商品です。長期で見ると——

  • 為替の影響:年によって±10〜30%程度のブレ
  • 株価(世界経済成長)の影響:長期で年平均5〜7%のリターン(過去実績)

為替のブレは毎年の話、株価成長は長期の積み上げ。10年・20年続ければ、株価成長の影響のほうがずっと大きくなる——これが長期投資の構造です。

※過去実績は将来の運用成果を保証するものではありません。

ちろ
ちろ

始めた頃は毎日ドル円の数字を見ていたのに、3年目くらいから「今日のドル円いくらだっけ?」とパッと答えられなくなっている自分に気づきました。代わりに、世界経済のニュース(米国の利上げ、欧州の景気)の方が気になるようになった。為替は毎日動くけど、株価の成長はじっくり積み上がる——そういう感覚が、続けて初めて腹落ちしました。

4年続けた私が円安ニュースに振り回されないために決めた『3つの習慣』

数字で仕組みを理解したあとに、実践の話をします。

4年続けてきた中で、「これを決めてから為替ニュースがしんどくなくなった」という3つの習慣を紹介します。

習慣①:為替ニュースは月1回だけ見る

始めた頃は、毎朝スマホで『1ドル◯◯円』をチェックしていました。

でも、これをやっている限り、精神的に消耗し続けます。為替は毎日動くもので、短期で見れば必ず上下します。

今は月1回、マネーフォワードMEで全体を確認する時にだけ為替もチェックするようにしました。それで十分です。

習慣②:ドル建て資産評価額は見ない(円換算額だけ見る)

証券会社のアプリによっては「ドル建て評価額」と「円建て評価額」を切り替えられます。

私はあえて、ドル建て評価額は見ないようにしています。

理由はシンプル。日本で暮らしている私にとって、最終的に意味があるのは『円でいくらか』だけだからです。

ドル建てで見ると、為替で動く分も全部「純粋な投資成績」に感じてしまい、振り回されます。

習慣③:『今日のレート』ではなく『継続年数』で判断する

円安・円高ニュースに振り回されない一番の方法は、評価基準を切り替えること。

✕ 今日のドル円は?

◯ 今月も積立を続けられたか?

『今日のレート』に意識を向けると疲れます。『今月も続けられた、今年もやめなかった』のほうに意識を向けると、為替ニュースはただの雑音になります。

4年続けて、この視点の切り替えが一番効きました。

これから始める40代へ|オルカンで円安を気にせず始めるなら

「円安のタイミングで始めていいのか?」と迷っている40代の方へ。

結論から言います——

『今の為替が円安か円高か』で判断するより、『早く始めて長く続ける』ことのほうがずっと大切です。

今始めた人の積立は、10年後・20年後には円安と円高を何度も通過したあとの「平均的な取得コスト」になっています。始めないことこそが、40代にとっての最大の機会損失です。

これからオルカンを始めるなら、ネット証券で口座開設

4年使ってきた立場から、40代のオルカン積立におすすめのネット証券を2つ紹介しておきます。どちらもオルカン対応、手数料は業界最低クラスです。

どちらを選んでも大きな差はありません。楽天経済圏の人は楽天証券、クレカ積立でポイント貯めたい人はSBI証券——くらいの温度感で十分です。

まとめ|数字を知ると、円安ニュースに振り回されなくなる

最後に、この記事のポイントを整理します。

  • ①円安:オルカンの日本円評価額は上がる(約94%が外貨建てだから)
  • ②円高:日本円評価額は下がる。ただし売らなければ確定しない
  • ③長期積立:ドルコスト平均法で円安・円高の影響は平準化される
  • ④20年単位:為替より『株価(世界経済成長)』の影響が大きくなる
  • ⑤実践:為替ニュースは月1回だけ、円換算だけ見る、継続年数で判断する

4年続けた私が一番伝えたいのは、これです。

数字の仕組みを知ると、ニュースに振り回されなくなる。

円安・円高は、知ってしまえば怖くありません。「いま円安だから始めてはいけない」のではなく、「いつ始めても、長く続ければ平均化される」ものです。

不安の正体は『分からないこと』。数字が分かれば、次に動くのはあなた自身の意思です。

ここ数年は、円安ニュースに振り回されて不安だった自分に、今の私はこう伝えたいです——「大丈夫。数字が分かったら、あとは続けるだけ」。今この記事を読んでいるあなたが、もし円安で始めていいか迷っているなら、その迷い自体はとても正常なこと。でも20年後に後悔するのは、始めないことのほうです。月1,000円からでいいから、今日の自分を未来の自分にバトンしてあげてほしいです。

関連記事|40代の投資ブログをもっと読みたい方へ

最後に、40代・貯金なしから始めた私のブログの中から、今回の話と関連する記事をまとめておきます。

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40代・貯金なしから投資スタート|始めたきっかけと正直な話
投資を始めたきっかけと、始めてからの正直な気持ちを綴った記事。このブログの原点です。

あわせて読みたい
40代で積立NISAを4年続けた体験ブログ|貯金なしから始めた私のリアル
積立NISAを4年続けて見えてきたリアルな体験。この記事と合わせて読むとより実感が深まります。

オルカンの円安影響は、数字を知れば怖くなくなります。そこから先は、続けることだけです。焦らず、比べず、自分のペースで積み上げていきましょう。

このブログが、円安ニュースに振り回されそうな40代のあなたにとって、少しでも冷静になれる材料になれば嬉しいです。

※本記事は特定の金融商品・サービスの購入や契約を勧めるものではありません。投資にはリスクが伴い、元本割れの可能性があります。掲載している体験談・シミュレーションは個人の感想・仮定の計算例であり、投資成果を保証するものではありません。ファンドの構成比・信託報酬・取扱商品・サービス内容は変更される可能性があるため、最新情報は各証券会社・運用会社の公式サイト(目論見書・運用報告書)でご確認ください。投資・金融商品の最終判断はご自身の責任において行ってください。

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