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「オルカンとかS&P500みたいなインデックスファンド、当たり前みたいに買ってるけど、これって誰が発明したん?」
「昔は”ボーグルの愚行”って嘲笑されてたって、ホンマ?」
「なんで最初はバカにされたのに、今は世界最強って言われるようになったん?」
――私も投資を続けるうちに、こういう素朴な疑問が湧いてきたんです。
そこで今回は、インデックスファンドを発明したジョン・C・ボーグルの物語を、40代主婦の目線で語ってみます。1976年、たった1人の男が「株を選ばない投資信託」を作って、業界中から「ボーグルの愚行(Bogle’s Folly)」と嘲笑された話。そして半世紀後、その”愚行”が世界を変えた話。
投資の本を読むと、必ずと言っていいほど登場する伝説の投資家。今日はその物語を、ソフトに、けど熱くお届けします🌸

投資を始めた頃、「オルカン最強!」みたいな表面的な情報だけで積立ててました。でもある日、書店でジョン・ボーグルの本を手に取って読んだら、「地味に見えるインデックス投資には、こんな熱い歴史があったんや…」って震えました。彼の物語を知ってから、大げさかもしれませんが、投資への向き合い方が完全に変わったような気がします。

💡 この記事のあらすじ
✅ 1976年、ジョン・ボーグルが世界初の個人向けインデックスファンドを発売
✅ 業界から 「ボーグルの愚行」と嘲笑 され、初年度は目標の約7%しか売れなかった
✅ でも、彼の哲学 「投資家のためのファンド」 は、地味に勝ち始める
✅ 半世紀後、バンガードは 世界最大級の運用会社 に成長
✅ 40代主婦の私たちが今、オルカンを気軽に買えるのは ボーグルのおかげ やねん
【物語の始まり】1976年、ウォール街の嘲笑
「株を選ばない投資信託」という前代未聞のアイデア
時は1976年、ところはアメリカ・ウォール街。
一人の男が、世界初の「個人投資家向けインデックスファンド」を発表しました。名前は「ファースト・インデックス・インベストメント・トラスト(後のバンガード500インデックスファンド)」。
その男の名は――ジョン・C・ボーグル。
彼のアイデアはシンプルでした。
「プロが銘柄を選ぶんじゃなくて、S&P500指数にそのまま連動するファンドを作ろう」。
今なら「あ、オルカンとかS&P500みたいなやつね」と誰でも分かる話。
でも当時のウォール街の常識は、真逆やったんです。
「株を選ばない=プロの敗北宣言」と受け取られた
当時の投資業界では、「プロが銘柄を厳選して市場に勝つ」ことこそが投資信託の存在意義でした。
だから「株を選ばない」というボーグルのアイデアは、プロの敗北宣言に見えたんです。
ウォール街の反応は、想像を絶するものやったと言います。
😱 当時のウォール街の反応(一部・記録より)
・「非アメリカ的だ」
・「平均でいいと言うなんて、投資家を諦めさせる商品」
・「ボーグルは狂ったのか?」
→ そして付けられたあだ名が、「ボーグルの愚行(Bogle’s Folly)」やった。
初年度の販売、目標の約7%
ボーグルは初年度、1億5000万ドルの販売を目標にしていました。
結果は――なんと1132万ドル。目標の約7.5%しか売れませんでした。
――正直、これは大失敗ですよね。
普通のビジネスマンなら、ここで諦めてもおかしくない数字やと思います。

「目標の7%しか売れなかった」って知ったとき、正直、ボーグルの気持ちを想像してしんどくなりました。誰にも理解されず、業界中から笑われて、それでも自分の信念を貫くって、ものすごい孤独やと思うんです。でも彼は諦めへんかった。ここが物語の始まりですね。
ジョン・ボーグルという男
そんな「愚行」を貫いた男は、いったいどんな人物やったんか。
少し彼のバックグラウンドを覗いてみます。
1929年生まれ、大恐慌の時代を生きた家庭
ジョン・クリフトン・”ジャック”・ボーグルは、1929年5月8日、ニュージャージー州モントクレアで生まれました。
1929年と言えば、あの世界大恐慌が始まった年。ボーグル家も家業が傾き、幼い頃から質素な生活を送ったと言われています。
プリンストン大学時代の卒論が原点
プリンストン大学の学生時代、彼は投資信託業界について研究する卒論を書きました。テーマは「投資信託業界の未来」。
そのときすでに、「アクティブ運用は市場平均に勝てないのではないか」という仮説を持っていたと言われています。
このときの直感が、後のインデックスファンド誕生の原点になるんです。
ウェリントン・マネジメントを解雇された屈辱
大学卒業後、ボーグルは投資会社ウェリントン・マネジメントに入社し、順調に出世。会長にまで登り詰めました。
でも、経営方針の対立から、1974年に解雇されてしまいます。
会長解任って、普通の人なら人生終わったと思いますよね。
でもボーグルは違ったんです。「ならば、投資家のためのファンドを自分で作る」と決意し、翌1975年にバンガード・グループを創業。
「投資家のための」という一貫した哲学
彼の哲学は徹底していました。
バンガードは、ファンドを保有する投資家自身が”所有者”という特殊な仕組み。運営会社が利益を上げる代わりに、投資家に低コストで還元する設計になっていました。
これは今でもインデックスファンドの信託報酬が異常なほど低く抑えられている理由の1つ。「投資家のため」を貫く仕組みそのものが、彼の哲学の結晶です。

なぜ「ボーグルの愚行」と呼ばれたのか
ここで、「愚行」と呼ばれた理由を、もう少し深掘りしてみます。
理由① 「市場に勝てない」を認めるのが屈辱だった
当時のウォール街は、「プロなら市場に勝てて当たり前」という文化。
そこに「市場平均でええやん」というインデックスファンドを持ち込むのは、業界の存在意義そのものを揺るがす行為やったんです。
プロの矜持を傷つけられた業界人からしたら、そら怒るよね…と、40代主婦の私でもちょっと分かる気がします。
理由② 手数料商売を破壊する脅威だった
当時の投資信託は、販売手数料や信託報酬がめちゃくちゃ高かった。
販売手数料8.5%とかが普通の世界です。それに対して、ボーグルの低コストインデックスファンドは、業界の飯の種を根こそぎ奪う存在やったんです。
金融機関からしたら「愚行と言って潰したい」のが本音やったんでしょうね。
理由③ 効率的市場仮説がまだ新しかった
ボーグルのアイデアの理論的支柱は、効率的市場仮説(EMH)――つまり「市場価格には既にあらゆる情報が織り込まれている」という学説でした。
これはノーベル経済学賞のポール・サミュエルソンらが支持していた理論やけど、当時はまだ新しくて、業界全体には浸透してなかった。
そら、時代を先取りしすぎたら、周りは「愚行」と呼ぶよね…。

歴史を振り返って気づいたんですが、時代を先取りする人って、必ず一度は”愚行”と呼ばれるんですよね。今なら「オルカン最強」と誰でも言う話が、当時はバカにされてた。私も40代主婦として、周りと違うことをするときは「派手じゃないけど、地味な王道」を信じて、淡々と続けたい――そう思わせてくれる物語です。
静かに勝ち始めた10年(1980年代)
実績が「愚行」を「賢明」に変えた
1976年の発売以降、バンガード500は、目立った派手さもなく、静かに運用を続けました。
でも、時間が経つにつれて、「あれ、意外と成績ええやん」という声が広がり始めます。
アクティブファンドの多くが、手数料の高さと運用の失敗で市場平均に負ける中、低コストで市場平均に連動するバンガード500は、地味に勝ち続けたんです。
ノーベル賞学者からの支持
ノーベル経済学賞受賞者ポール・サミュエルソンは、「これはバンガード500の登場以来、平均的な投資家にとって最も重要な発明である」という趣旨の発言をしています。
学術界からのお墨付きが、次第に業界の空気を変え始めたんです。
ウォーレン・バフェットも大絶賛
あの伝説の投資家ウォーレン・バフェットも、ボーグルを絶賛しています。
バフェット氏は自身の遺言で、「妻に残す資産の90%をS&P500インデックスファンドで運用するように」と指示していることでも有名。
――バフェットのお墨付きって、これ以上ないブランド保証ですよね。
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バンガード500が世界を変えた理由
信託方式の革命
バンガードが世界を変えたのは、単に「インデックスファンドを作った」からじゃありません。
本当のイノベーションは、「投資家自身が会社の所有者」という信託方式にありました。
普通の運用会社は、株主に利益を還元します。
でもバンガードは、投資家(=ファンド保有者)が実質的な所有者やから、余った利益を信託報酬の引き下げに回せるんです。これが、業界の常識を根本から変えました。
「低コスト革命」の連鎖
バンガードの成功を見た他の運用会社も、次第に低コストファンドを出さざるを得なくなりました。
2000年代以降、この流れは加速。日本でもeMAXIS Slimシリーズなど、業界最低クラスの信託報酬を掲げるファンドが登場するようになったんです。
関連して、信託報酬0.1%の差が20年後にどう効くかを試算した記事もどうぞ👇

結果、世界最大級の運用会社に
2020年代、バンガード・グループの運用資産は数兆ドル規模に成長。
かつて「愚行」と呼ばれたファンドは、今や「世界の投資家に最も愛される選択肢の1つ」になりました。

現代のインデックスファンド市場とボーグルの遺産
日本でも当たり前になった「低コストインデックス」
今、日本の40代主婦が新NISAで買っているオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)やeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)――これらは全部、ボーグルの哲学の延長線にあります。
信託報酬0.05〜0.09%台という驚異的な低コスト。これは1976年のバンガード500がなければ、絶対に存在してなかった数字なんです。
ボーグルが遺した3つの言葉
💬 ジョン・ボーグルの遺した言葉(一般に伝わる要約)
・「Stay the course.(航路を守れ)」
・「コストは重要である。時間とともに、コストは複利で膨らむ。」
・「プロを打ち負かせないなら、彼らに加わればいい――ただし、最低コストで。」
2019年1月16日、ボーグルは89歳でこの世を去りました。
でも彼の哲学は、世界中の個人投資家に受け継がれています。「Stay the course」――航路を守れ。この言葉、40代からの長期投資の指針そのものやと私は思っています。

相場が荒れたとき、SNSで派手な情報が流れてきたとき、私は心の中で「Stay the course」とつぶやいてます。航路を守れ。ボーグルが50年前に貫いた哲学が、今の私の投資を支えてくれてるんやなぁ、と思うと、なんかグッとくるんです。すこしだけカッコイイ感じですけど。
40代主婦がボーグルから学べる3つの教訓
この物語を、ただの偉人伝で終わらせるのはもったいない。
40代主婦の私たちが、今日の投資に活かせる教訓を3つに整理します。
教訓① 「派手じゃないけど正しい」を貫く勇気
ボーグルは、業界から嘲笑されても、自分の哲学を貫きました。
私たち40代主婦も、SNSで「爆益」「10倍株」みたいな派手な情報に振り回されがち。でも、「地味だけど正しい」を貫く勇気こそが、20年後の資産形成につながります。
教訓② 「時間」は最大の味方
ボーグルが「愚行」から「賢明」と認められるまでには、10年以上かかりました。
インデックス投資も同じ。時間を味方にした人だけが、最後に笑える設計です。40代の私たちには、まだ20〜30年の運用期間があります。焦らず、じっくり。
教訓③ 「コスト」を軽視しないこと
ボーグルが命がけで訴えたのが、「コストは投資リターンを蝕む」ということ。
信託報酬0.1%の差は、20年で何十万円の差になります。低コストのインデックスを選ぶだけで、私たちは静かに勝てるんです。
関連して、信託報酬0.1%の差を試算した記事もどうぞ👇


1976年、私が産まれる少し前、ウォール街で嘲笑された一人の男。その男が貫いた「投資家のための」哲学が、半世紀後、日本の40代主婦の私にオルカン積立という選択肢を与えてくれてる。これって、めっちゃ壮大な話ちゃう? 派手さはないけど、地味に世界を変えた男の物語――胸が熱くなります。感想です。
ボーグルの遺産を活かして、40代主婦が今すぐできる3ステップ
物語を知ったら、あとは行動あるのみ。
40代主婦がボーグルの遺産を最大限活かすなら、この3ステップです。
ステップ① ネット証券で新NISAを始める
低コストのインデックスファンド(オルカン・S&P500など)を買うには、ネット証券口座が必要。
主婦に人気は楽天証券とSBI証券の2択です。
🔵 ネット証券の口座開設
ボーグルの遺した「低コストインデックス」を活用するなら、まずはネット証券の口座開設から。楽天経済圏派なら楽天証券、家計管理ガッツリ派ならSBI証券がオススメです。
ステップ② 家計簿アプリで見える化する
投資を続けるには、家計全体の見える化が欠かせません。
マネーフォワードMEなら、証券口座・銀行・クレカを自動連携して、家計と投資を1画面で管理できます。
無料で始められる家計簿アプリ。楽天証券・SBI証券とも連携して、家計+投資+クレカ利用額を1画面で見える化。ボーグルの遺した「淡々と続ける」哲学を、日常でサポートしてくれます。
ステップ③ 「Stay the course」を心のお守りにする
そして最後は、ボーグルの言葉「Stay the course(航路を守れ)」を、心のお守りにすること。
派手なSNS情報に振り回されず、地味に淡々と続ける。それこそが、40代主婦の私たちができる、ボーグルへの最大のリスペクトやと思います。

よくある質問——ジョン・ボーグルQ&A
Q1. ジョン・ボーグルの本、初心者にオススメは?
『インデックス投資は勝者のゲーム』が、40代主婦の初心者にも読みやすいです。
分厚くて難解な部分もありますが、彼の哲学がまっすぐ伝わる名著。時間があるときにコーヒー片手にどうぞ。
Q2. 日本でバンガード500と同じ商品はある?
日本では、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)やSBI・V・S&P500インデックス・ファンドなどが、同じS&P500に連動するファンド。
バンガードの理念を日本で受け継いだ商品と言えます。
Q3. ボーグルは何歳まで生きた?
2019年1月16日、89歳で永眠。
亡くなる直前まで著書を書き、講演し、個人投資家のために発信し続けた生涯でした。
Q4. 「Stay the course」ってどう訳す?
直訳すると「航路を守れ」。
「投資においては、市場の短期的な変動に惑わされず、当初の計画を守り抜きなさい」という意味です。

相場が荒れたとき、含み損の画面を見て怖くなったとき、私は「Stay the course」って心の中で3回唱えます。ボーグルが半世紀前に貫いた哲学が、暴落の夜に私を支えてくれる。言葉ってすごいなぁ、と改めて思います。
長期・分散・低コストで行きまxす
まとめ|”ボーグルの愚行”は、40代主婦の私たちを救ってくれた
1976年、ウォール街で「愚行」と嘲笑された一人の男。
その男の哲学が、半世紀後、日本の40代主婦の私たちに「オルカン積立」という選択肢を与えてくれました。
📌 この記事のポイント
✅ 1976年、ジョン・ボーグルが世界初の個人向けインデックスファンドを発売
✅ 業界から「ボーグルの愚行」と嘲笑され、初年度は目標の約7.5%しか売れなかった
✅ でも彼は諦めず、「投資家のための」哲学を貫いた
✅ 数十年後、バンガードは世界最大級の運用会社に成長
✅ 40代主婦の教訓は 「派手じゃない王道」「時間を味方」「コスト重視」 の3つ
✅ 心のお守りは 「Stay the course(航路を守れ)」

40代から投資を始められて、オルカンやS&P500を月1000円からでも買えるこの時代。これって、ボーグルが半世紀前に”愚行”と嘲笑されながらも貫いた哲学のおかげやねん。派手じゃないけど、地味に世界を変えた男。私は今日も、彼への感謝を胸に、淡々と積立します。Stay the course――航路を守って、20年後の景色を見に行きます。行きたいときに行ける旅行タイへ夢に向かって。
🔵 ボーグルの遺産を、日常の一歩に
「Stay the course」を心のお守りに、今日から低コストインデックス投資を始めましょう。ネット証券+家計簿アプリで、40代主婦のシンプルな投資スタイルの完成です。
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