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「2024年に新NISAが始まったばかりなのに、2027年にまた変わるの?」
そんなニュースを耳にして、「また制度が変わるのか……」とちょっと気が重くなった方も多いのではないでしょうか。
私も正直、最初にニュースを見たときは「えっ、また勉強し直し?」とモヤっとしました。

ニュースで2027年のNISA拡充の話が流れてきたとき、「また制度いじる?」と正直ちょっと身構えました。よく見たら長期投資にはむしろ追い風っぽくて、警戒と期待が半々になったのを記憶してます。
でも、よく調べてみると、2027年の変更点は「今の新NISAを止めるもの」ではなく「選択肢が広がる方向」の拡充でした。
この記事では、2025年12月26日に閣議決定された『令和8年度税制改正の大綱』などの公表情報をもとに、40代で投資を始めた私の目線で、「今のところ、こんな感じになりそう」という最新情勢をやさしく整理していきます。
※制度の詳細は今後も変わる可能性があります。最終的な判断は、必ず金融庁や利用している証券会社の最新発表をご確認ください。
【結論】2027年NISA拡充の注目ポイントは『3つ』
先に全体像をまとめます。2026年度の税制改正大綱(2025年12月26日閣議決定)で示された注目ポイントは、次の3つです。
| 改正ポイント | 開始時期 | 何が変わる? |
|---|---|---|
| ①こども支援NISA新設 | 2027年1月 | 0〜17歳が年間60万円/総額600万円まで非課税で積立可能に |
| ②対象商品の拡充 | 2027年〜 | つみたて投資枠の指数追加+債券中心の投資信託も対象に |
| ③非課税枠の当年中復活 | 2026年〜 | 売却した元本分が「その年のうちに」再利用できるように |
※2025年12月26日閣議決定の税制改正大綱に基づく内容。詳細は今後の法改正で確定します。
特に大きいのは、①の「こども支援NISA」。これは2023年に廃止された旧ジュニアNISAの後継として、大きく改善された形で復活します。

こども支援NISAが一番気になりました。「ジュニアNISAで一回コケたのにまた来るんか」と思いつつ、今回はちゃんと使いやすく改善されてるっぽくて、ようやく現実的な制度になってきたなと感じました。
そもそも『2027年NISA拡充』ってどこで決まった話?
今回の改正は、2025年12月26日に閣議決定された『令和8年度税制改正の大綱』に盛り込まれた内容です。
スケジュールを時系列でまとめるとこうなります。
- 2024年1月:新NISA開始(年間360万円・生涯1,800万円・無期限)
- 2025年12月26日:令和8年度税制改正大綱で拡充方針を閣議決定
- 2026年中:非課税枠の「当年中復活」などが段階的にスタート予定
- 2027年1月:こども支援NISA開始予定/対象商品拡充も2027年〜
つまり2027年は、新NISAが始まって丸3年のタイミングで、さらに大きな拡張フェーズが来るということです。
変更点①:こども支援NISAの新設(2027年1月〜)
今回の改正のハイライトともいえるのが「こども支援NISA(こどもNISA)」の新設です。
ざっくり特徴をまとめると、
- 対象年齢:0〜17歳(日本国内に居住する未成年)
- 年間投資枠:60万円(つみたて投資枠のみ)
- 非課税保有限度額:600万円
- 非課税期間:無期限
- 引き出し:12歳以降、子の同意を得た場合に親権者から可能
- 18歳到達時:親の新NISA枠(1,800万円内)に自動移行

条件を見たとき、「やっと教育費用の制度として現実的になったやん」と思った反面、親のNISA枠に最終的に飲み込まれる仕組みが地味に効いてくるなと、全体設計をちゃんと考えないといけない制度だなと感じました。
旧ジュニアNISAとの違い
「前もジュニアNISAあったよね?」と思った方もいるかもしれません。旧ジュニアNISAは2023年末で廃止されましたが、こども支援NISAは大きく改善された形で登場します。
| 項目 | 旧ジュニアNISA(〜2023年) | こども支援NISA(2027年〜) |
|---|---|---|
| 対象年齢 | 0〜19歳(当時) | 0〜17歳 |
| 年間投資枠 | 80万円 | 60万円(つみたて投資枠) |
| 非課税保有限度額 | 400万円(5年×80万) | 600万円 |
| 非課税期間 | 5年間(有限) | 無期限 |
| 引き出し制限 | 18歳まで原則不可 | 12歳以降、子の同意で可 |
| 18歳到達時 | 課税口座に移行 | 親の新NISA枠に自動移行 |
特に大きな改善は2つ。
- 引き出しタイミングの柔軟化(18歳→12歳以降)
- 非課税期間が5年→無期限に(長期投資の複利効果が最大化)
18歳到達時に親のNISA枠に自動移行できる仕組みも、家族全体での資産形成がイメージしやすくなった大きなポイントです。
変更点②:対象商品の拡充(2027年〜)
2つ目の変更点は、つみたて投資枠の対象商品が広がることです。
具体的には、
- 対象株式指数に「読売株価指数」「JPXプライム150指数」が追加
- 指定指数に連動しない公募株式投資信託の要件が「主に株式に投資するもの」から「主に株式又は公社債に投資するもの」へ緩和
つまり、つみたて投資枠で債券中心のファンドも選べるようになる方向ということです。
40代にとって何が嬉しい?
これまでのつみたて投資枠は、基本的に「主に株式」に限定されていました。でも40代・50代と年齢が上がるにつれて、
- 株式比率を下げて債券を入れたい
- 値動きをもう少し抑えたい
- 取り崩し期に向けた安定資産の比率を上げたい
というニーズは大きくなってきます。
そうしたリスク許容度に合わせた選択肢が、非課税で選べるようになるのは、40代以降の運用設計にとって明確なプラスです。

まだ40代少しだけリスクをとって株式中心で行きます。
変更点③:非課税枠の『当年中復活』(2026年〜)
3つ目は少しテクニカルな話ですが、知っておくと大きい改正です。
何がどう変わる?
これまでの新NISAでは、売却した分の非課税保有限度額(生涯1,800万円の枠)が復活するのは「売却した翌年の1月1日以降」でした。
それが、改正後は「売却したその年のうち」に復活する方向です。
例えば2026年3月に投資信託を売った場合、これまでは2027年1月まで枠が戻らなかったのが、改正後は2026年中に枠の再利用ができるようになります。
ただし、大事な制限
ここは注意点です。SNSでは「スイッチングが解禁される」「自由に入れ替えできる」と誤解されて広まっていますが、正確には以下の制限があります。
- 年間360万円分の投資をした後は、その年はもう買付できない
- 復活するのは元本部分のみ(利益部分は非課税枠に戻らない)
- 「スイッチング機能」そのものが新設されるわけではない
なので、「好きな時に入れ替え自由!」という話ではなく、あくまで「枠の復活が翌年から当年に早まる」という改正です。
40代が『今』しておきたい3つの備え
2027年に向けて、40代の私たちが今からしておきたい備えを3つにまとめます。
①新NISA(2024年〜)は止めずに淡々と続ける
一番大事なのは、今の新NISAを止めないことです。
2027年の拡充は「今のNISAを停止させるもの」ではなく、「選択肢が広がる」方向の改正。だから今の積立を続けていれば、2027年以降も同じルールで非課税を享受できます。
むしろ、ここで制度変更の話を聞いて「ちょっと止めておこうかな」と積立を止めてしまうのが、一番もったいないパターンです。

制度がまた変わるって聞くと、つい手を止めたくなる気持ちも分かるけど、ここでブレーキ踏むのは正直いちばん損する動きですよね。結局、ルールがどう変わろうが“続けてる人だけが恩恵を受ける仕組み”なのは変わらないし、淡々と積み上げるのが一番ラクで確実やと改めて感じました。
②こども支援NISAは『教育費と投資のバランス』を設計しなおすきっかけに
お子さんがいる40代の方は、2027年のこども支援NISA開始を家計全体の設計を見直すきっかけにするのがおすすめです。
具体的には、
- 児童手当の使い道(貯金?投資?生活費?)を再検討
- 学資保険との役割分担を整理
- 親のNISAと子のNISAの「枠の合計」で家族の資産形成を設計
非課税枠の合計が増えるというのは、戦略の選択肢が増えるということ。慌てずに、まずは情報収集フェーズで大丈夫です。

「家族単位で非課税枠をどう使うか」を考えるきっかけにはなりますよね。こういう制度は知ってるか知らんかで差がつきますすごく、家族にはちゃんと共有しとこって思いました。
③口座はネット証券(楽天・SBIなど)でキープしておく
2027年の改正は、NISAの制度側の話なので、どの金融機関でも基本的には同じ拡充を受けられます。
ただ、こども支援NISAや対象商品拡充については、ネット証券の品揃え・手数料・UIが圧倒的に有利なのはこれまでの新NISAと変わらないはず。
すでに楽天証券・SBI証券などのネット証券でNISA口座を持っている人は、特に乗り換えなどせず、そのままキープでOK。これから口座を作る方は、ネット証券を選んでおくのが無難です。

楽天証券とSBI証券を使ってますけど、正直「もう銀行には戻れんない!」ってなるレベルで手軽・コストも軽いです。これから始めるなら、最初からネット証券にしといた方が余計な遠回りせんで済みますよ。
※長期・分散・低コスト!
まとめ|2027年NISA拡充は『選択肢が広がる』方向の改正
最後に、この記事で整理したことを振り返ります。
- 2027年のNISA拡充は、2025年12月26日に閣議決定された税制改正大綱ベース
- 注目ポイントは3つ:①こども支援NISA新設/②対象商品拡充/③非課税枠の当年中復活
- こども支援NISAは0〜17歳対象・年60万円・総額600万円・無期限
- 対象商品拡充で、債券型もつみたて投資枠で選べる方向に
- 非課税枠の当年中復活は「スイッチング自由化」ではなく「枠復活が早まる」改正
- 40代が今しておきたい備えは「新NISAを止めない」「バランス再設計」「ネット証券キープ」の3つ
制度は常に動いていますが、「長期・分散・低コスト」という投資の基本は変わりません。
2027年の拡充は選択肢が増える方向の改正なので、焦らず、慌てず、今続けていることを淡々と続ける——これが40代にとっては一番の備えです。

書きながら気づきましたけど、制度がどう変わっても結局やることは同じで、「長期・分散・低コストで淡々と続ける」以外に抜け道ないんだなと改めて腹落ちましたし、変な不安がちょっと静かになりました。
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2027年のNISA拡充は、ちょっと身構えてしまうニュースかもしれません。
でも中身を見てみると、「長期でコツコツ」の投資スタイルを続けている40代にとっては、追い風になる改正ばかり。どうか焦らず、変わらず、今のペースで続けていってくださいね。
※本記事は、2025年12月26日に閣議決定された「令和8年度税制改正の大綱」および金融庁・主要メディアの公表資料をもとに、2026年4月時点で執筆したものです。制度の詳細は今後の法改正により変更される可能性があります。最新情報は金融庁(https://www.fsa.go.jp/)および各証券会社の公式発表でご確認ください。本記事は特定の金融商品・サービスの購入や契約を勧めるものではありません。投資にはリスクが伴い、元本割れの可能性があります。投資・金融商品の最終判断はご自身の責任において行ってください。


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